布団を宅配便で送りたいときの送り方と梱包方法を紹介します。佐川急便、ゆうパック、クロネコヤマトでの送り方、梱包のやり方をまとめました。引っ越しやメルカリなどで布団を配送する必要がある場合の参考にしてください。
- 布団だけ宅配で送りたい。
- 布団を送りたいけど、配送業者をどこにしようか迷っている。
- 布団を送るときの梱包方法がわからない。
この記事は、↑こんな疑問や悩みが解決するようにまとめました。
布団の送り方
→佐川急便(サイズ・注意点など)
→ヤマト運輸(サイズ・注意点など)
→ゆうパック(サイズ・注意点など)
布団の梱包方法
→ダンボールで梱包
→布団圧縮袋とダンボールで梱包
→紐で縛って梱包
→郵送用の布団袋で梱包
↑これらについて、記事内でさらに詳しく解説しています。
佐川急便、ヤマト運輸、ゆうパックについて、それぞれの配送業者の最大サイズ、集荷できるかどうかをチェックしてまとめました。
また、布団を梱包するときに便利なアイテムもあわせて解説しますので、布団を送りたいときの参考にしてください。

佐川急便で布団を送る:飛脚ラージサイズ宅配便
佐川急便で布団を送るときには、『飛脚ラージサイズ宅配便』というサービスを使います。
佐川急便:【飛脚ラージサイズ宅配便】サイズについて
佐川急便で大きい荷物を配達する際に利用できる「飛脚ラージサイズ宅配便」のサイズについて解説します。
梱包した状態で、縦・横・高さの合計が160cm~260cm以内、重さ50㎏以内が対象のサイズです。
通常の飛脚宅配便は、3辺合計が160cm以内、重さ30㎏以内が対象ですので、布団など大きいものを送るときには便利です。
佐川急便:【飛脚ラージサイズ宅配便】梱包時の注意点
梱包時の注意点としては、布団袋(汚れても可であれば)、もしくはダンボールで送るようにしましょう。
佐川急便の公式サイトには、荷物ごとに梱包方法について、動画付き解説が載っています。
布団についての梱包方法は記載がありませんでしたが、ダンボールで送る場合は、「重量物の梱包」が参考になります。
佐川急便:集荷について
集荷依頼はWeb、あるいは電話で可能です。
【Web利用の場合】
スマートクラブにログイン(未登録の方は新規登録)、そこから集荷依頼をします。スマートクラブに登録することで集荷依頼のほか、配達日時の変更など、便利なサービスが利用できます。
【電話で依頼の場合】
電話での依頼の場合は、住んでいる地域の担当営業所へ集荷依頼をしてください。
≫≫ 佐川急便:営業所検索
ヤマト運輸で布団を送る
ヤマト運輸で布団を送る場合について、公式サイトを参考にまとめました。
≫≫ 【公式】ヤマト運輸
ヤマト運輸では、布団を送ることができます。
条件は、宅急便のサービス規格内で、ダンボール・布団袋・布団ケースなどで輸送に適した梱包がされていることです。
ヤマト運輸の公式サイト内に、『よくあるご質問』というページがあります。そちらに布団を送ることができるかどうかについて書かれています。
ヤマト運輸:サイズについて
ヤマト運輸で送ることができる荷物の最大サイズは、梱包した状態で、縦・横・高さの合計が200cm 以内、重さ30㎏以内です。
ただし、集荷サービス「らくらく家財宅急便」を利用の場合は、450cm以内(最長辺が250cm以内・高さが200㎝以内)、重さが150kg(101kg以上は有料オプションとなります)以内となります。
下記のページに、サイズの測り方について詳しい説明が書かれています。
ヤマト運輸:梱包時の注意点

梱包時、ダンボールでなく布団袋、布団ケースで送る場合は、袋やケースは梱包資材とみなされてしまいます。
そこで注意したい点はこちら↓です。
- 汚れや傷がついてしまってもよいものを使用する。
- 輸送時に悪天候だった場合を考えて、ビニール袋に入れてから梱包する。
ひとつめの注意点は、汚れや傷がついてしまってもよいものを使用するということです。
圧縮袋で布団を圧縮したのち、汚れてもよいダンボールで送るなどの工夫をすると安心です。
ふたつめの注意点は、輸送時に悪天候だった場合を考えて、ビニール袋に入れてから梱包することです。
布団圧縮袋も繰り返し使えるものが多いので、念のためビニール袋に入れてから梱包したほうが安心です。

ヤマト運輸:集荷について
集荷は、ヤマト運輸のサービス『らくらく家財宅急便』で可能です。
布団袋やダンボールに入れた状態で、縦・横・高さの合計が450cm以内(最長辺が250cm以内・高さが200㎝以内)、重さが150kg(101kg以上は有料オプションとなります)以内であることが必要です。
ゆうパックで布団を送る
ゆうパックでも布団を送ることができます。
ゆうパック:サイズ
ゆうパックで送れる荷物の最大サイズは、3辺合計が170cm以下、重さ25kg以下です。
重さが25㎏を超える場合でも、30㎏以内であれば「重量ゆうパック」で送ることができます。
ゆうパック:梱包時の注意点
ゆうパックの場合、荷物の破損を防ぐため、できるだけ専用の包装用品を利用するようすすめられています。
ゆうパック専用の包装用品でなくても送ることは可能です。
ゆうパック専用の包装用品一覧はこちらです。
≫≫ ゆうパック:梱包用品
ゆうパック:集荷について
ゆうパックの集荷依頼は、Web、電話で可能です。
集荷依頼の際の注意点についてなど、詳しくはこちら↓をご覧ください。
≫≫ ゆうパック:集荷サービス
布団の梱包方法:ダンボールで梱包
必要なもの:①大きいダンボール

大きいサイズのダンボールを安く購入するには、「アースダンボール」で購入できます。
こちらは↓縦長のダンボールです。

必要なもの:②ビニール袋

輸送時の悪天候にそなえて、布団がぬれるのを防ぐためのビニール袋を用意しておくと便利です。
↓こちらは両手を広げてスッポリはいる大きめサイズのポリ袋です。

必要なもの:③ガムテープ

Amazonや楽天市場でも購入できますが、100円ショップやコンビニエンスストア、スーパーやホームセンターなどでも販売されています。
↓こちらはテープカッターがついて梱包しやすい透明梱包テープです。

梱包時の注意点
敷布団をたたむ際はよく3つ折りにしますが、4つ折りにたたむとよりコンパクトになります。
ビニール袋から布団が露出していないかどうか確認してから、ダンボールで梱包してください。
布団の梱包方法:布団圧縮袋とダンボール
布団を圧縮袋で圧縮してから、ダンボールで梱包する方法です。
必要なもの:①布団圧縮袋

掃除機不要のポンプ付きタイプなど、様々な種類があります。
コードレスタイプの掃除機をお持ちの方でも使える布団圧縮袋もあります。

必要なもの:②ダンボール
布団を圧縮していないの場合と比べて小さいダンボールでの梱包が可能です。
引越し作業等で複数のダンボールが必要な場合は、下記のようなダンボールのセットも販売されています。

必要なもの:③ガムテープ

テープカッター付きの透明テープです。
引越しだけでなく梱包作業をよくするという方はカッター付の梱包テープがひとつあると便利です。

梱包時の注意点
4つ折りに布団をたたんでから圧縮すると、コンパクトに収まります。
圧縮した状態でダンボールに梱包しても大丈夫ですが、圧縮袋は繰り返し使えるものが多いです。
配達時に濡れたり汚れたりするのが心配な方は、圧縮袋ごとビニールに入れ、さらにダンボールで梱包すると安心です。

こちらは大きめポリ袋です。

布団の梱包方法:紐で縛って梱包
布団を紐で縛ったあとビニール袋に入れ、ダンボールで梱包します。
必要なもの
① ビニールテープ
② ダンボール
③ ガムテープ
布団の梱包方法:【おすすめ】郵送用の布団袋
【必要なもの:布団袋】
防水、防湿効果抜群の素材で作られている布団袋を使って梱包します。
強度も高いので、安心して運ぶことができます。PPバンド付きでしっかりと固定できるのもおすすめポイントです。
※防水ではない布団袋を使う場合は必ずビニール袋にいれましょう。

布団の宅配便での送り方と梱包方法:まとめ
布団を宅配便で送る方法と、梱包方法についてまとめました。
布団を送るとき、引っ越しの時の参考にしてください。