6本取りの刺繍糸から2本、3本を分けるときに絡まってしまった経験はありませんか。
刺繍糸を最初にほぐすときのほぐし方、使い始めの糸の抜き方、引き抜き方、外し方のコツを説明します。刺繍糸の使い始めの糸の出し方を失敗してしまうと、高い確率で糸が絡まってしまいます。きれいにできるほぐし方、糸の引き出し方をチェックしておきましょう。
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【1】ラベルは外さない(つけたまま)
今回は『日本ヴォーグ社』の『手作りタウン』などを参考にさせていただきました。25番、6本取りの刺繍糸の糸の抜き方を、 自分の(少ないですが)経験や感想もあわせて説明します。
刺繍糸についているラベル、私は今まで購入したらすぐ外していました。ですが、これはつけたままで大丈夫のようです。というより、つけたままの方がいいようです。
ラベルには色番号が書いてあり、次に同じ色を買いたいときに役に立ちます。バラバラにすると複数の刺繍糸があった場合、どの色がどの番号なのかわからなくなってしまいます。(大丈夫だろうと油断して外してしまい、あっというまにごちゃごちゃのラベルだらけになったことがあります)外さないで刺繍糸と一緒にとっておきましょう。
下の写真のラベルでは、『OLYMPUS』が刺繍糸のメーカー、『672』が色番号です。

【2】適度な長さに糸を切る
刺繍糸の束になっている端をラベルがついた状態で引き出し、適当な長さで切ります。この『適当な長さ』が問題で、私の場合はここで欲張って長く取ろうとすると、高い確率で絡まってしまいました。
長く取りたくなる気持ちを抑えて、40~60cmくらい端から引き出しましょう。最初は短めで試すことをおすすめします。
ちなみに、メーカー品ではない(例えば100均で購入した)刺繍糸の場合は、ここで長く取ろうとすると絡まりやすかったです。なめらかさというか、すべりが違いました。
【3】6本を1本にわける
切った刺繍糸は細い糸が6本あわさっています。2本で使いたい、3本で使いたいなどあるでしょうが、まずは1本ずつにします。1本ならば、ほとんど絡まずにすっと引き出すことができます。
これも、私は自己流で2本一緒に引き抜いて分けていました。たまにぐちゃぐちゃと絡まり、ほぐすのにかえって時間がかかりました。基本に戻って丁寧に1本ずつ分けた方が確実です。
【4】使いたい本数をあわせる
最後に、1本ずつになった刺繍糸と使いたい本数分あわせます。
まとめ
刺繍糸の使い初めについて説明しました。せっかくの刺繍糸が絡まってしまわないよう気をつけてほぐしましょう。