刺繍で大きな作品に挑戦しようとしたとき、それまで作っていた小さな刺繍枠では不便だと感じたことはありませんか。
全面刺しなどの大きめの作品を作るときに便利な刺繍枠を紹介します。
小さい丸枠で大きな作品を作る場合のストレス
今まで使っていた小さめの枠で大きな作品を作ろうとすると、こんなことで困りませんか。
・刺す場所を変えるたびに刺繍枠の跡がついてしまう。
・すでに刺繍してある部分の刺繍糸がよれたり傷んだりしてしまう。
・何度も刺繍枠の位置を変えることがだんだん苦痛に感じてくる。
小さめの丸枠を使っていると布にしっかりと跡がついてしまって、枠をずらしてもなかなか跡がとれない場合があります。
せっかくコツコツ作業してきたのに、と少しがっかりな気持ちになってしまいますよね。
解決法【1】スクロールフレームを使う
大きな作品を作るときに楽に作業できるのは、スクロールフレームを使う方法です。
代表的なものがこちらです。
メリットとしては
・両手が空いて使いやすい
・角度が調節できるため、長時間の作業でも肩や首へ負担がかかりにくい。
・裏側も確認しやすい。
・刺繍面の痛みが少ないし、刺しやすい。
などがあります。
問題点があるとすれば、一定の広さの場所を確保する必要があるということ。
設置型なので、刺繍をするスペースの確保が必須になります。
リビングで少し作業してそのあと別の部屋に移動して作業するパターンよりも、刺繍の作業スペースを確保してじっくり作業したい方におすすめです。
解決法【2】スクエアフープを使う
スクエアフープは、スクロールフレームを設置する場所は確保できないけれど、ある程度大きな作品を作っている方におすすめできる枠です。
代表的なものはこちらです。
四角い枠を使うことで、一般的な丸枠の、角の部分に跡がつきやすいというストレスは少し解消されます。
メリットとしては
・ある程度広い面積を刺せて、設置型ではなく手持ち作業が可能。
・丸枠の角の部分がなく、棒状なので跡が付きにくい。
・小さい丸枠よりも1回のセットで刺繍できる面が広いため、枠をはめかえる回数が減る。
跡がつきにくいというメリットはありますが、その分枠の棒が太めになっており、長い時間作業をしていると枠を持つのが疲れてくる場合もあります。
まとめ
設置場所が確保できる方におすすめ。
少しでも楽しく、楽に作業できるよう参考にしてください。