刺繍やクロスステッチの裏側を隠す方法3つ! 裏側が肌に触れて痛いとき

お花の刺繍ハンドメイド・手作り

Tシャツやブラウスなどの洋服に刺繍をすると、裏側がチクチクしたり肌への刺激になったりする場合がありますよね。また、肌に直接触れるものでなくても、ハンカチやポーチなどの普段使いの小物は、裏側に糸が出たままだと何かにひっかけてせっかくの刺繍がほつれてしまうこともあります。

この記事では、刺繍の裏側をカバーする方法を3つご紹介します。

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【1】接着芯を使う

接着芯とは、アイロンの熱で生地に接着するもので、生地に張りをもたせたり、生地を補強したりする目的で使用します。厚手の接着芯を生地の裏側に貼り付ければ布製でもバッグやポーチを自立するようかっちりと仕上げることができます。

接着芯の種類と選び方

今回は刺繍の裏側をカバーすることが目的ですので、生地になじみやすい薄手のものを選ぶとよいでしょう。

また、接着芯には、不織布、ニット素材、布素材(綿、ポリエステル)などがあります。手に入りやすいのは不織布素材ですが、薄手のものでも接着後にゴワゴワ感が出てしまうので、肌に触れる部分に使うときは不織布以外の素材がおすすめです。

刺繍をした洋服や小物が、ジャージー生地やニットなど伸縮性のあるものの場合は、接着芯もニット素材のものを使うとはがれにくくきれいに仕上がります。

刺繍枠と針と糸

100円ショップの手芸コーナーにも接着芯は売っています。個人の感想ですが、扱っている種類が少なく、不織布しかなかったり、布素材を見つけても厚すぎたり、好みのものを見つけにくい印象があります。内側に使う接着芯は、直接肌に触れる場合も多いので、手芸の専門店(通信販売を含む)での購入をおすすめします。

接着芯のつけ方

接着芯で、刺繍の裏側をカバーする方法を説明します。

アイロンをかける女性のイラスト

1.接着芯をカット

刺繍部分よりひとまわり大きめに接着芯をカットします。形は厳密に刺繍の図案に合わせる必要はなくおおざっぱで構いません。とがった角ができないよう、全体的に丸みをもたせたなめらかな曲線でカットするようにしてください。

2. カットした接着芯を刺繍部分の裏側に乗せる

このとき、接着面を下にするよう注意してください。

3. 接着芯の上に当て布を置き、その上から押し付けるようにアイロンをかける

このとき、接着芯がずれないように注意してください。アイロンの温度は、接着芯の説明書きをよく読み、刺繍した洋服やポーチ等の素材も確認した上で、高くなりすぎないように設定してください。

また、アイロンは布をすべらせるような動きをせずに、上からしっかり5秒ほど押し付けるようにします。

4. アイロンをかけて接着した後、しっかり冷ます

おすすめの接着芯はこちらです。

【2】アイロン接着の補修シートを使う

接着芯の代わりに、アイロン接着の補修シートを使う方法もあります。アイロン接着の補修シートは、衣類のかぎ裂きやほつれ、焼け焦げなどを補修するためのものです。こちらを不織布と同じようにアイロンで接着して、刺繍の裏側をカバーするために使うこともできます。

刺繍枠と刺繍糸のイラスト

使い方は不織布とほぼ同じですが、補修シートの方が小さいサイズで販売されています。ワンポイントの刺繍の場合は補修シートを、ライン模様など、比較的大きな面積をカバーするには接着芯を使うのが便利です。

アイロン接着の補修シートも、100円ショップの手芸コーナーや手芸専門店で購入できます。
片面接着タイプと両面接着タイプがあるので、必ず片面接着タイプを購入するようにしてください。

実際の作業は、接着芯の場合とほぼ同じなので詳しい手順は省きます。

注意点は、購入したアイロン接着補修シートの説明書きをよく読み、アイロンの温度設定や接着にかかる時間などを確認した上で作業するようにすることです。

おすすめのアイロン補修シートはこちらです。

【3】別布で刺繍し、あとからアップリケする

3つめの方法は、まず別の布に刺繍し、できあがってから目的の洋服や小物にアップリケとして縫い付ける方法です。

すでに刺繍済みの場合は『接着芯』か『アイロン接着の補修シート』のいずれかの方法で裏側をカバーしてみてください。
まだ刺繍そのものをこれからするという方は、別布で刺繍を仕上げる方法を検討してみるのよいでしょう。

この別布で刺繍を仕上げる方法に向いているのが、サテンステッチやロングアンドショートステッチなど面を塗りつぶすタイプの刺繍です。逆に、アウトラインステッチやバックステッチなど、線で表現するデザインの場合は、目的の洋服や小物に直接ステッチする方がきれいに仕上がります。

面で表現するステッチ技法は裏に出る糸の部分も多くなり、洋服などに直接刺繍をすると裏側がゴワゴワしがちです。刺繍部分にも一定の厚みが出ます。この特徴を逆に利用して、ワッペンのように仕上げるのがこちらの方法です。

できあがった刺繍を輪郭の少し外側を切り取り、目的の洋服や小物に縫い付けていきます。
切り取るときには、誤って刺繍の糸を切ってしまわないよう十分に注意してください。

縫い付けは、まつり縫いなどで縫い目を目立たなくすることもできますし、ブランケットステッチをデザインの一部のように使って縫い付けることもできます。縫い付けることも考えて刺繍のデザインや配色を工夫するのもおもしろいと思います。

刺繍をする女の子のイラスト

まとめ

刺繍の裏側を隠す方法をご紹介しました。

すでに完成している刺繍や既製品の刺繍の裏側には、『接着芯』『アイロン接着の補修シート』を使う方法があります。

また刺繍を刺す段階では『別布に刺繍してアップリケとして縫い付ける方法』を紹介しました。

世界に1つしかない刺繍作品を長く愛用するためにも、これらの方法をぜひ試してみてください。

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