クロスステッチに必要なもの・用意するもの・あると便利なものを紹介!

クロスステッチに必要なものハンドメイド・手作り
本ページにはプロモーションが含まれています。
スポンサーリンク

クロスステッチは、小学生のお子様から手芸の上級者まで幅広く楽しめる手芸です。
初めてクロスステッチにチャレンジするという方向けに、必要なもの・用意するもの・あると便利な道具などを紹介します。

刺繍関連の記事一覧はこちらです。

クロスステッチに最低限必要なもの4つ

クロスステッチには、最低限、①刺繍糸、②刺繍針、③図案、④布が必要です。
そのほとんどがセットで手に入る『刺繍キット』が発売されています。

初心者さんは、まずはキットを購入してクロスステッチを楽しんでみることをおすすめします。

①刺繍糸、②刺繍針、③図案、④布、これらは単体でそれぞれ購入することもできます。ですが、キットで購入すれば、作品を作っている途中で特定の色の刺しゅう糸がなくなってしまった、作品完成後にあまり使わない色の刺しゅう糸が余ってしまった、ということをふせぐことができます。

刺繍と刺繍枠のイラスト

必要なものがセットに!『キット』がおすすめ

クロスステッチが初めての方は、キットを購入すると便利です。

クロスステッチに必要な、①刺繍糸、②刺繍針、③図案、④布などがセットで入っていますので、それぞれを単体で購入するよりも選びやすいです。

キットを選ぶポイント

初心者さんがキットを選ぶときのポイントは2つほどあります。

パッケージに「初心者向け」と書いてあるものの中から選ぶ。
・キットに含まれている布のカウント数(クロスステッチの1目の大きさを示すもの)が大きいものを選ぶ。(カウント数が大きいもののほうがやりやすいと思います)

初心者向けのおすすめキット①

オリムパス社の初心者向け「クロス・ステッチししゅうキット」シリーズ

下記の紹介しているオリムパス社の刺しゅうキットは紙に印刷された図案を見て布目を数えながらステッチしていくタイプです。

キットには次のものが含まれています。
 ・25番刺繍糸
 ・刺繍布(オリムパスNo.3000布ジャバクロス中目)
 ・クロス針
 ・説明書、
 ・おしゃれフープ

また、完成までの所要時間目安は8~10時間ほどで、初心者さん向けのキットです。

初心者向けのおすすめキット②

ルシアン社の刺繡キットです。

布地に図案がプリントされていて、指定の色で塗り絵のようにステッチしていくタイプです。
クロスステッチがまったく初めてという方は、布にプリントしてあるこちらのタイプもやりやすいかもしれません。

キットには次のものが含まれています。
 ・刺繍糸
 ・刺繍針
 ・刺繍布(図案プリント済み)
 ・プチフレーム
 ・作り方説明書

クロスステッチに必要なもの2つ

糸切りバサミ

刺しゅう糸を切るのに必要です。
はじめのうちはご家庭にある一般的なハサミで代用してもかまいません。

例えば、刺し終わりの処理のときなど、糸切りバサミのほうがサイズや持ちやすさなど、使い勝手がいいです。糸切りバサミを用意することをおすすめします。

【昔ながらの握りバサミタイプ】

【通常のハサミと同じ形状のもの】

木綿糸または布用ほつれ止め

刺しゅうキットに入っている布は、布の端が切りっぱなしの状態です。そのままでは作業中にほつれてきてしまう場合があります。
そこで、刺しゅうを始める前に四辺を木綿糸でかがるか、布用のほつれ止めを使ってほつれないようにしておく必要があります
木綿糸は100均で売っている一般的な糸でかまいませんし、針はクロスステッチ用の針を代用してもOKです。ざっくりとかがっておくだけで十分です。

【おすすめほつれ止め液】

クロスステッチにあると便利な道具4つ

刺しゅう枠

クロスステッチでは刺しゅう枠を使います。
刺しゅう枠を使わなくても刺すことはできますが、使った方が刺しやすく、きれいに仕上がりますので、使用をおすすめします。

刺しゅう枠は丸型のものが一般的ですが、四角形や楕円形のものもあります。

初心者用キットの場合は小さめな図案が多いので、直径12㎝~15㎝くらいの丸枠のものが使いやすいと思います。キットに刺しゅう枠が付属していない場合には購入を考えてみてはいかがでしょうか。

大きい作品の場合の刺しゅう枠については『刺繍で大きいサイズの作品を作るときに便利な刺繍枠』で詳しく説明しています。

糸通し

クロスステッチの針は針穴が大き目に作られているので、糸通しがなくても糸を通すことはできますが、専用の糸通しがあると便利です。

おすすめの刺しゅう用糸通しについては、『刺繍糸、刺繍針に使えるおすすめの糸通し4つ』で詳しく説明しています。

【刺しゅう専用糸通し】

チャコペン

チャコペンは、グリッド線を引くときに使います。
グリッド線は、図案を見ながら布目をカウントする際に数えやすいよう10目ごとに布に引く線です。

初心者用のキットの場合はシンプルな図案が多いため、グリッド線を引く必要がないものがほとんどだと思います。

グリッド線を引くか引かないかの判断は人によって違います。まずは線を引かずに刺してみて、間違えそうになったらあとから引くという形でも大丈夫です。
また、生地に図案がプリントされているキットの場合はグリッド線を引く必要がないので、チャコペンも用意する必要がありません。
作品によって、必要におうじて用意することをおすすめします。

詳しくは、『クロスステッチで使えるおすすめのチャコペンとグリッド線の引き方、印のつけ方』で説明しています。

マーカー、色鉛筆など

マーカーや色鉛筆は、図案の刺し終わった部分に印をつけていくために使用します。

刺し終わった部分とまだこれから刺す部分がはっきり分かればよいので、お好きな筆記用具を使ってOKですが、個人的におすすめなのがフリクション(摩擦熱で消せるタイプ)のマーカーです。フリクションだと、図案に間違えて印をつけてしまったときに消すことができますし、消しカスも出ません。
こちらも、生地に図案がプリントされているキットの場合は不要です。

まとめ

クロスステッチ用の針は針先が丸く指に刺さりにくいため、「手芸をやってみたいけど不器用だから……」と思っている方や、お子様でも安心して楽しめる刺繍です。図案もシンプルなものから絵画や写真のように細かく繊細なものまで用意されており、初心者から上級者まで長く楽しむことができます。

ここで紹介したように、最初に用意する道具も少なく、場所も取らないので、気軽に始めることができます。
みなさんもぜひ、クロスステッチにチャレンジしてみてください!

刺繍関連の記事一覧はこちらです。

error: